日本色材工業研究所、今期経常を一転23％減益に下方修正

強いものの、消費行動が低価格帯中心から徐々に中・高価格帯にシフトする兆しが見られ、消費マインドは緩やかながらも上向いていることが窺われます。　そのような状況のもとで、個別業績における売上高は、前回発表予想を若干下回わるものの、前年並の水準となる見込みです。また、経常利益、当期純利益については、競争激化の影響、つくば工場立ち上げ費用および品質管理強化に向けた費用増等を受けて、前回発表予想対比減益となりますが、当期純利益については前期比では若干の増益となる見込みです。　なお、個別業績における1株当たり当期純利益予想値は27.32円となる見込みです。　　　　（連結業績）　フランス子会社であるTHEPENIER PHARMA INDUSTRIE S.A.S.（以下、テプニエ社という）において、メイク新製品の大口受注の一巡、2015年生産開始予定の医薬品の大口受注に備えた体制整備のための費用負担増ならびに主力の医薬品における生産設備のトラブルや落雷を原因とした停電による一時的な操業停止等により、現地通貨ベースでは減収・減益となる見込みです。　しかしながら、テプニエ社の業績は、大幅な円安の影響により円建てベースでは増収となるため、連結売上高は前回発表予想を上回るものの、一方で減益幅も増加することとなり、連結営業利益、連結経常利益、連結当期純利益はそれぞれ、前回発表予想を下回わる見込みとなりました。なお、連結当期純利益については前期比では、若干の増益となる見込みです。　また、連結業績における1株当たり当期純利益予想値は21.62円となる見込みです。※業績予想の利用に関する注意事項　上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報および将来の業績に与える不確実な要因に係る本資料発表日における仮定を前提としております。実際の実績等は、業況の変化等により上記と異なる場合があります。