ミニストップ---独自の業態“コンボストア”を進化

ミニストップ<9946>はコンビニエンスストア MINISTOP（ミニストップ）を全国展開。イオン系。創業以来、「コンビニエンスストア」と「店内加工ファストフード」を融合させた独自の業態“コンボストア”を進化させている。国内において1都2府24県に出店。海外においては、韓国・フィリピン・中国（青島）・ベトナム、インドネシアへ出店している。

足元の業績では、2016年2月期の営業総収入が2135.28億円、営業利益が25.97億円、経常利益が36.53億円、当期純利益が9.68億円だった。チェーン全店売上高は前期比1.3％増。店内加工ファストフードは、新規商品の投入と積極的なプロモーション活動の実施によって前年を大きく上回る売上となった。コンビニエンスストア商品は、たばこ・雑誌の売上は前年を下回ったが、リニューアルしたチルド弁当・調理パン・レンジ麺が好調だった。

2017年2月期通期については、営業総収入が2100.00億円、営業利益が26.00億円、経常利益が37.50億円、当期純利益が10.00億円を見込んでいる。店内厨房を活かして店内加工ファストフードを圧倒的な差別化カテゴリーとして進化させる。健康を軸とした商品の品揃えを強化し、健康素材菓子や無添加の石鹸・シャンプー、オーガニックの嗜好品などを展開する計画である。

《TN》

　提供：フィスコ