国内大手証券の電力ガスセクターのリポートでは、仮に英国のEU離脱により円高が進行する局面では、電力ガス各社は短期的に市場をアウトパフォームする可能性があると指摘。燃料費の減少により、燃料費調整制度上の差損益が改善、短期的に利益が押し上げられるとみて、原料のほぼ全量を輸入に依存するガス会社の円高メリットは電力会社よりも大きくなると解説。
電力大手の中では火力依存度が最も高い中部電力<
9502>の円高メリットが他社よりも大きく、為替前提の変更(円高)による業績変化率は九州電力<
9508>が最も大きいと紹介している。
《MK》
株探ニュース