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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9401 TBSホールディングス

東証P
4,075円
前日比
+71
+1.77%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
18.2 0.70 1.08 0.57
時価総額 6,870億円
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<動意株・22日>(大引け)=TBSHD、土木管理総合試験所、平和など

 TBSホールディングス<9401>=大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が21日付で、投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウエート」とし、目標株価を2860円から3250円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。同証券では、同社株価は、株式市場低迷の影響などで1月5日の年初来高値2920円から約20%下落したが、19年3月期以降の新しい収益予想はまだ株価に織り込まれていないと指摘。従来想定を上回るサボリーノ関連商品の拡販や、視聴率の上昇によるスポット・タイム合計売上高予想の増額などで、同証券では22年3月期まで5期連続で営業増益が続くとみており、営業利益の伸び率予想を19年3月期30.1%増(従来10.0%増)、20年3月期18.8%増(同13.4%増)、21年3月期11.5%増(同7.7%増)、22年3月期9.4%増(同5.8%増)と従来比で拡大すると予想している。

 土木管理総合試験所<6171>=後場急伸してストップ高。同社は午後0時30分ごろ、道路・軌道の異常度診断ビックデータ共有システム「ROAD-S(ロードス)」の開発が完了し、今春から段階的にサービスの提供を開始すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。「ロードス」は、道路・軌道を法定速度で走行しながら、同社の地中レーダ探査技術を用いてデータを集積し、それを劣化診断アルゴリズムや人工知能(AI)を用いた解析ソフトで処理した解析ファイルをシステムへアップ。これをダウンロードすると、空洞の有無や埋設管の配置、床版の異常、舗装体の異常、舗装表面のひび割れ、わだち掘れに対する6種類の基礎データをカラーマップで確認できるというもの。調査費の削減や修繕工事費の最適化につながるものとして注目されている。

 平和<6412>=大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が21日付で、投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウエート」とし、目標株価を1850円から2600円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。同証券では、1月末発表のパチスロ機の規制緩和効果で、19年3月期以降の業績予想を営業利益で123億円から183億円に大幅に上方修正しており、特に遊技機事業の利益構成比が急速に上昇すると予想。また、19年3月期以降の同社の収益構造は、従来想定のゴルフ事業中心から、遊技機事業とゴルフ事業の2本柱に変わり、20年3月期営業利益も131億円から262億円に上方修正した。パチスロ規制緩和効果による19年3月期と20年3月期の大幅増益シナリオはまだ株価に織り込まれていないと指摘している。

 アール・エス・シー<4664>=5日続伸。警備や清掃などビルの総合管理業務と人材派遣業務を手掛けており、業績は低迷しているものの今期は営業黒字転換を見込んでいる。セコム<9735>との業務提携により、お互いのノウハウを生かせる協業体制を構築する方針。時価総額40億円以下で値動きが荒いが、ここにきて企業価値向上への思惑を背景に値ごろ感からの投資資金流入を誘っている。

 東洋炭素<5310>=急騰し、3カ月ぶりに昨年来高値を更新。株価は2月上旬に大きく調整を入れたが、16日以降は一変して上げ足を加速した。電気自動車(EV)の普及に絡み、近年急速に成長過程にある「パワー半導体」市場が注目されている。シリコンよりも耐圧、高速・高温動作などで優位性を持つ炭化ケイ素(SiC)製品の量産に取り組む企業が多いなか、同社はSiCウエハーの平坦表面技術を開発するなど同分野での技術力に定評がある。2020年にも同ウエハーの量産を開始する方針にあり、関連有力株として注目度が高まっている。

 フィックスターズ<3687>=大幅続伸で上場来高値を更新。量子コンピューターで世界初の商用化に成功したカナダのDウェーブ社と提携関係にあり、量子コンピューター採用に前向きな企業を対象に導入支援事業を展開している。18年9月期は営業利益段階で前期比5.4%増の8億8000万円を見込むが保守的で、これに上乗せされる公算が大きい。3月末の株主を対象に1対5株の株式分割を実施することで、今後権利取りの動きが加速する可能性も意識されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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