ピジョンが続伸、国内好調で２～１０月純利益１０％増

　ピジョン<7956>は５日取引終了後に発表した第３四半期累計（２～１０月）連結決算が、売上高６９８億６００万円（前年同期比２．２％増）、営業利益１２０億７１００万円（同８．５％増）、純利益８５億６６００万円（同１０．０％増）と最終利益が２ケタ増となったことが好感されている。

　哺乳器など国内ベビー・ママ事業の主力商品が訪日客向けを中心に好調に推移したことに加えて、中国事業の販売が回復基調にあることが寄与した。また、効果的な販管費の使用に取り組んだことも寄与し、円高による収益目減りの影響をカバーした。

　なお、１７年１月期通期業績予想は、売上高９３５億円（前期比１．４％増）、営業利益１５０億円（同３．３％増）、純利益１０４億円（同２．０％増）の従来予想を据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）