ユーシン精機---取出ロボットの販売は好調、特注機の拡販などで16/3月期は増収・大幅増益を見込む

ユーシン精機<6482>は、プラスチック射出成形品取出ロボット、自動ストック装置および省力化自動機器が主力。特注機も展開。国内外とも業界シェア１位。サーボモータの導入や超高速ロボット開発で実績を有する。海外開拓に注力しており、海外売上高比率が高い。

2015年3月期の連結業績は、売上高で前期比0.6％減の177.99億円、営業利益で同17.5％減の23.04億円、経常利益で同17.8％減の25.42億円、当期純利益で同11.1％減の16.83億円となった。アジアでの人件費高騰を背景に省人化用取出ロボットの販売は好調に推移。特注機の納入が翌期に持ち越されたことが影響した。

2016年3月期の業績予想は、売上高で前期比9.6％増の195.00億円、営業利益で同21.5％増の28.00億円、経常利益で同18.0％増の30.00億円、当期純利益で同24.7％増の21.00億円と増収・大幅な増益を見込んでいる。

《FA》

　提供：フィスコ