国内大手証券、16年度下期に業績回復を織り込む展開と前年比4割増の約7兆円の自社株買いを想定
みずほ証券の2016年度の見通しでは、2015年度第4四半期は経常利益、純利益とも大きく落ち込んだため、2016年度末に近づくほど前年同期の利益水準が下がり、前年同期比で増益になりやすくなると指摘。株式市場は2016年度下期に業績回復を織り込む展開を想定して、建設や商社などの業績に注目し、自社株買いは前年比4割増の約7兆円になると解説。
個別銘柄では、1ドル=110円近い状況が続けば業績の上方修正要因になる日精樹脂工業<6293>、新中計で資本コストを意識したROE目標を掲げた三和ホールディングス<5929>、ROE目標達成のためのさらなる自社株買い期待で富士フイルムホールディングス<4901>、中計でESG強化を謳うトーヨーカネツ<6369>、自力で成長できるシスメックス<6869>などをピックアップしている。
《MK》
株探ニュース
個別銘柄では、1ドル=110円近い状況が続けば業績の上方修正要因になる日精樹脂工業<6293>、新中計で資本コストを意識したROE目標を掲げた三和ホールディングス<5929>、ROE目標達成のためのさらなる自社株買い期待で富士フイルムホールディングス<4901>、中計でESG強化を謳うトーヨーカネツ<6369>、自力で成長できるシスメックス<6869>などをピックアップしている。
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