エンバイオＨＤが反発、中国に土壌汚染対策サービスの新会社設立へ

　エンバイオ・ホールディングス<6092>が反発している。９日の取引終了後、中国南京市に土壌・地下水の汚染調査やコンサルティング、修復工事などを行う１００％子会社を設立すると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。

　中国では、１６年５月に公布された土壌汚染防止行動計画（通称：土十条、土壌汚染対策の政策指示書）に基づき、地方政府版土壌汚染防治法案の公布（２０１６～１７年）、汚染サイト土壌管理方法の施行（１７年）で、重点規制企業や移転する工場の土壌汚染に対する責任が明確化されるなど、土壌汚染に関する規制強化の動きが進んでおり、同社に対する問い合わせや調査以来の件数が増えていることに対応する。なお、設立は２月下旬の予定で、１８年３月期業績への影響は軽微としている。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）