ERIHDが大幅反落、第3四半期累計の営業利益は3.9倍も低進捗
ERIホールディングス<6083>が3日ぶりに大幅反落。現在は今日の安値圏で推移している。29日引け後、16年5月期第3四半期累計の連結決算を発表した。売上高は前年同期比1.9%減の86億8500万円、営業利益は同3.91倍の4億9000万円となった。
住宅性能評価および関連事業、その他事業は増収となったものの、建築基準法改正により15年6月から適合性判定手数料の取り扱いが変更になった確認検査事業は減収となったことから、連結売上高は減収となった。ただ、15年10月に受付を終了した省エネ住宅ポイント制度に係る証明業務が好調に推移したことに加え、住宅性能評価業務および長期優良住宅技術的審査業務は、戸建住宅関連業務、共同住宅関連業務ともに売り上げが増加した結果、住宅性能評価および関連事業の売上高が前年同期比で2桁の増収となり、営業利益は同3.11倍となった。
ただ、据え置かれた通期の連結営業利益は前期比2.54倍の7億4100万円の見通しで、進捗率は66.1%にとどまっているほか、前日に直近の高値となる900円まで買われていたこともあり、利益確定目的の売りが優勢となっているようだ。
《MK》
株探ニュース
住宅性能評価および関連事業、その他事業は増収となったものの、建築基準法改正により15年6月から適合性判定手数料の取り扱いが変更になった確認検査事業は減収となったことから、連結売上高は減収となった。ただ、15年10月に受付を終了した省エネ住宅ポイント制度に係る証明業務が好調に推移したことに加え、住宅性能評価業務および長期優良住宅技術的審査業務は、戸建住宅関連業務、共同住宅関連業務ともに売り上げが増加した結果、住宅性能評価および関連事業の売上高が前年同期比で2桁の増収となり、営業利益は同3.11倍となった。
ただ、据え置かれた通期の連結営業利益は前期比2.54倍の7億4100万円の見通しで、進捗率は66.1%にとどまっているほか、前日に直近の高値となる900円まで買われていたこともあり、利益確定目的の売りが優勢となっているようだ。
《MK》
株探ニュース