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4464 ソフト99

東証S
1,452円
前日比
-5
-0.34%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.0 0.58 2.82
時価総額 323億円
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石原ケミ
決算発表予定日

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ソフト99コーポレーション---2016年3月期は2桁増益の着地、2017年3月期も利益の伴う事業拡大を目指す


ソフト99コーポレーション<4464>は5月10日に2016年3月期決算を発表。売上高が前期比3.3%増の220.52億円、営業利益が同28.6%増の22.50億円、経常利益が同25.5%増の24.39億円、当期純利益が同88.2%増の17.74億円で着地した。直近の会社計画に対しては、売上高がほぼ計画通りであったものの、営業利益は2.30億円、経常利益は2.19億円、当期純利益は2.14億円それぞれ上回った。

国内では、一般用のガラス撥水剤と業務用のコーティング剤が販売を伸ばし、ファインケミカル事業が堅調。ロシアや東南アジアなどの苦戦で海外向け販売は落ち込んだものの、国内向け販売の増加でカバーした。新製品に関する宣伝広告費が平常水準に戻ったこと、高付加価値品の販売強化による利益改善などもあり、ファインケミカル事業の営業利益は前の期比31.6%増の12.25億円となった。ポーラスマテリアル事業では半導体向け洗浄製品が国内外で復調したほか、医療用途の本格的な展開もスタート。販売増に伴う工場稼働率の向上なども寄与し、ポーラスマテリアル事業の営業利益も同27.6%増の6.49億円と順調に伸びた。また、自動車整備・板金や自動車教習所、生活用品の企画販売などを手掛けるサービス事業なども増益を確保した。

同時に2017年3月期の業積見通しを発表。2017年3月期は売上高が前期比1.6%増の224.00億円、営業利益が同2.2%減の22.00億円、経常利益が同2.4%減の23.80億円、当期純利益が同11.0%減の15.80億円を見込む。期初計画では設備投資に伴う付帯費用増加などにより減益の見通しを開示したが、引き続き付加価値の高い商品・サービスの提供を推進することで、利益の伴う事業拡大を目指す考えだ。

《TN》

 提供:フィスコ

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