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3131 シンデン・ハイテックス

東証S
2,976円
前日比
-144
-4.62%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
15.6 0.83 2.02
時価総額 62.8億円
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決算発表予定日

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シンデン・ハイテックス---2018年3月期は増収増益予想、メモリ市況の追い風やバッテリーなどが好材料


シンデン・ハイテックス<3131>は半導体、液晶、産業用機器向け電子部品などを取り扱うエレクトロニクス専門商社。独立系商社として、独自の仕入・販売ルートを有し、多様な商品構成からソリューション提案できる強みを持つ。

2017年3月期連結決算では、売上高が前年同期比10.0%減の444.40億円、営業利益が同128.9%増の8.38億円、経常利益が同199.0%増の5.02億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同402.5%増の3.62億円と減収ながら大幅な増益となった。トップラインを伸ばした2016年3月期に比べれば減収ではあるが、利益率を大きく改善する形となった。

2Qまでの液晶・半導体分野の不調、電子機器分野の市場の低迷や、為替変動による換算差損が発生したものの、下期における液晶ビジネスの回復や産業用機器向け商品の販売の増加が、利益面においてカバーし、グループの業績に大きく貢献した。

2018年3月通期の業績予想は、売上高が前期比6.2%増の472.08億円、営業利益が同11.6%増の9.35億円、経常利益が同48.9%増の7.48億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同37.3%増の4.97億円と増収増益を見込んでいる。

2018年3月期において、液晶分野は、デジタルサイネージ向けや産業用機器向けといった高付加価値商品の販売に注力、半導体分野は、メモリ市況の追い風とともに、前期よりの委託開発案件が継続、電子機器分野は、引続き異物検出装置が堅調に推移することに加え、半導体検査装置などの新規ビジネスの立ち上がっていること、その他分野は、バッテリー及びその周辺機器への受注増が見込め中期的にも明るい材料が出ている。

同社は引き続き収益率の高い高付加価値商品の増加などに取り組むとしている。

《TN》

 提供:フィスコ

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