ダイヤモンドダイニング---ゼットンの連結子会社化を発表

ダイヤモンドダイニング<3073>は14日、2017年6月1日付で持分法適用関連会社のゼットンを連結子会社化することを発表した。2018年2月期第2四半期から連結対象会社化の予定。

ダイヤモンドダイニングは、2016年7月15日の資本業務提携時からゼットンの将来的な子会社化を予定していた。ゼットンが2016年2月期に続き、2017年2月期においても多額の減損損失計上により2期連続の最終赤字となり、投資精度の向上、集客力強化及びコスト削減等による既存店収益性の向上が課題であるとし、経営指導等のリレーション強化を目的とし本合意に至った。ゼットンの2017年2月期の通期経営成績は売上高99.08億円、経常利益は3.35億円、親会社株主に帰属する当期純損益は4.42億円。
ちなみに、すでにダイヤモンドダイニング独自のポイント制度である「DDマイル」をゼットンの一部店舗で導入をしており、今後シナジー効果の最大化を目指していく方針。

また、ダイヤモンドダイニンググループの海外事業展開・拡大には不可欠な人物であるとし、ゼットンの代表取締役会長である稲本健一氏をダイヤモンドダイニングの取締役候補者として選任を内定した。5月26日より就任予定で、ゼットンは5月25日に辞任する予定。

《FA》

　提供：フィスコ