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2928 RIZAPグループ

札証A
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RIZAP?G---2Q営業利益は前年同期比5.26倍、各利益が上期予想を大幅に上振れて着地


RIZAPグループ<2928>は14日、2017年3月期第2四半期累計期間の連結決算を発表。売上高で前年同期比2.62倍の415.07億円、営業利益で同5.26倍の63.93億円、税引前利益で同5.64倍の60.64億円、四半期利益で同6.72倍の44.68億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益で同6.23倍の42.62億円と、前回8月に公表した上期業績予想を各利益項目で大幅に上回り、大幅な増収増益で着地した。業容の急成長を業績数値上も明らかとする決算となった。

グループの中核子会社であるRIZAPは、主力のボディメイク事業において累計会員数が61,000人を超え、同事業における店舗数は国内外合わせて89店舗(2016年3月末比8店舗増)まで増加している。今期末までに国内120店舗出店を目指しているが、順調な出店ペースを維持している。また、既存顧客向けのライフサポートコース(年間を通して体重管理などの生活習慣病対策を行うコース)の利用者拡大により、2ヶ月間の短期利用者が中心だった前期までに比べ、1年間以上のコースの利用者が大幅に増え、ストック型ビジネスへの転換が急速に進んでおり収益の安定化につながっている。既存顧客からの紹介による新規入会者の割合は2016年3月期に比べて約3倍に増加しており、広告宣伝費率の抑制など利益面の寄与も大きく、RIZAPが属する「美容・健康関連事業」が引き続きグループ業績を牽引する形となっている。

M&Aの実績としては、「住関連ライフスタイル事業」にパスポート<7577>、「アパレル関連事業」に三鈴、「エンターテイメント事業」に日本文芸社を第1四半期に子会社化。さらに、第2四半期には「美容・健康関連事業」にマルコ<9980>の業績が加わった。グループ間シナジーを生み出すことに成功しており、いずれの子会社もグループ入り後の業績回復傾向が現れはじめている。その結果、全セグメントにおいて収益を大きく伸ばしており、グループ全体の成長加速がうかがえる。

通期の業績予想については、売上高1,000億円、営業利益101.50億円、親会社の所有者に帰属する当期利益60億円とする期初予想を据え置いた。第2四半期の業績が大きく伸びたことにより、通期業績の達成へも着実に近づいていると言えよう。RIZAP GOLF(5店舗)やRIZAP ENGLISH(2店舗)も大きな反響を呼んでおり、今期の業績貢献が期待される。下期には、来期以降の更なる事業拡大に向けた積極的な先行投資を検討している模様で、新規出店およびRIZAPブランドを活かした新規事業の立ち上げ、M&Aの動向なども引き続き注目したい。

《HK》

 提供:フィスコ

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