日触媒が4日ぶり反発、EV航続距離の延長につながる電解質で福岡に新工場建設
日本触媒<4114>が4日ぶりに反発した。同社は11日、電気自動車(EV)の航続距離の延長などに寄与する車載リチウムイオン電池用電解質の新工場を福岡県に建設すると発表した。中期的な事業拡大を期待した買いが集まったようだ。生産するのは「リチウムビス(フルオロスルホニル)イミド」(LiFSI)という材料で、2028年の商業運転を目指す。投資額最大375億円のうち、経済産業省による「蓄電池等の安定供給確保のための取組に関する計画(供給確保計画)」の認定をもとにした助成金は最大125億円を見込む。生産能力は年3000トンを計画する。
出所:MINKABU PRESS
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