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【注目】前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

テンシャル <日足> 「株探」多機能チャートより

■テンシャル <325A>  4,245円 (-640円、-13.1%) 一時ストップ安

 TENTIAL <325A> [東証G]が急反落、一時ストップ安となった。13日の取引終了後に発表した第1四半期(9-11月)単独決算は、売上高70億7500万円、営業利益6億5700万円、純利益4億5500万円となり、25年8月期に決算期を変更したため前年同期との単純比較はできないものの、会社側によると売上高は2.0倍、営業利益は37.4%増になった。ただ、株価は12月下旬以降急上昇していたことから、材料出尽くし感から利益確定の動きが優勢のようだった。第1四半期は、引き続き自社ECが売り上げを牽引したことに加えて、認知率の継続的な高まりにより直営店舗・卸などオフラインによる売り上げも拡大した。第2四半期の商戦に向けた戦略的なマーケティング投資を実行しつつ、計画を上回る営業利益を計上した。なお、26年8月期通期業績予想は、売上高280億4600万円、営業利益30億2000万円、純利益20億5400万円の従来見通しを据え置いた。

■電通グループ <4324>  3,142円 (-400円、-11.3%)

 東証プライムの下落率トップ。電通グループ <4324> [東証P]が3日ぶり急反落。英紙フィナンシャル・タイムズ電子版が日本時間14日昼ごろ、電通グループによる海外事業売却の動きが破綻に近づいていると報じた。これを受け、大きく売り優勢の展開となっていた。同紙は昨年8月、電通グループが海外事業の売却を検討していると報道。実現すれば数十億ドル規模の資金調達につながる可能性があるとしていた。この際、電通グループ株に買いが向かうとともに、調達した資金で親子上場の解消を図るとの思惑から子会社の電通総研 <4812> [東証P]、セプテーニ・ホールディングス <4293> [東証S]にも物色の矛先が向かった経緯がある。電通総研、セプテニHDともに後場に入って急落していた。

■サカタタネ <1377>  3,985円 (-300円、-7.0%)

 東証プライムの下落率5位。サカタのタネ <1377> [東証P]が続急落。13日の取引終了後、26年5月期の連結業績予想について、売上高を955億円から1010億円(前期比8.7%増)へ、営業利益を110億円から125億円(同2.0%増)へ、純利益を90億円から100億円(同3.0%増)へ上方修正し、減益予想から一転して増益予想とした。ただ、第1四半期決算の好調から第2四半期決算発表での通期予想の上方修正は想定内との見方もあり、材料出尽くし感から売られたようだ。上期において野菜種子や花種子の販売が好調に推移したことや為替レートが想定よりも円安になったことに加えて、想定為替レートを1ドル=150円(従来想定140円)、1ユーロ=180円(同160円)に見直したことが要因としている。なお、同時に発表した11月中間期決算は、売上高477億4600万円(前年同期比12.8%増)、営業利益68億9500万円(同21.6%増)、純利益69億9000万円(同36.4%増)となり、従来予想の営業利益50億円を大きく上回って着地した。

■パンパシHD <7532>  896円 (-15.7円、-1.7%)

 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス <7532> [東証P]が続落。13日の取引終了後に発表した25年12月度の販売高(速報)で、国内リテール事業の既存店売上高は前年同月比3.0%増と43ヵ月連続で前年実績を上回ったものの、増収基調継続は織り込み済みとの見方が強いようだった。前年に比べて休日が1日少なかった影響がマイナス1.3%程度あったほか、温暖な気候が続いたことで冬の季節商品が伸び悩んだものの、顧客の消費行動の変化を捉えたmajicaアプリ会員限定のキャンペーンが奏功し、売り上げ増に寄与した。また、イベントの楽しみ方や余暇の過ごし方が多様化するなか、需要変化に対応した年末商戦が好調に推移したことも、食料品を中心に売り上げの伸長につながった。

※14日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋

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