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【注目】米大手銀、決算後の活発な起債準備

 ウォール街の金融機関は例年通り、通期決算発表後の活発な社債発行を準備している。ブルームバーグが伝えた。だが、今年は銀行への圧力を強めるトランプ大統領というワイルドカード(不確定要因)が存在するという。

 今週は米上位金融機関6行を中心に600億ドル相当の起債が行われ、高格付け債の発行が全体に活況を呈する見込まれる。

 バークレイズは昨年12月、上位6行の発行額が今月約350億ドルを占め、1-3月(第1四半期)末までに550億ドルに増える可能性が高いと予想した。

 上位米銀は通常、決算発表直後の投資家の前向きな心理を最大限活用する形で、投資適格債市場で資金調達を行う。上位6行の2025年の通気利益は1570億ドルと過去2番目の好業績となりそうだ。

 トランプ大統領は9日、クレジットカード金利の上限を1年間10%に設定するよう求め、12日の株式市場では、カード会社の株価が下押し圧力にさらされた。金利の上限設定要求は債券発行の圧迫要因になる恐れがある。

 しかし、アナリストによると、金利上限が実際に設定される可能性はなお見通せない。銀行利益にどの程度影響を与えるかも現時点では分からないという。

 一方、銀行の借り入れコストは比較的低い水準にある。投資適格債の米国債への上乗せ利回り(スプレッド)は今年に入り平均0.78%ポイントで推移し、昨年6月以降0.85%ポイントを上回っていない。

 バークレイズによると、米銀上位6行による26年の全通貨建ての高格付け債発行額は約1880億ドルと、前年比7%増える見通し。

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