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【注目】仮設トイレのユナイテッド・サイト社、破産法を申請

 仮設トイレのユナイテッド・サイト・サービシズ社は、がニュージャージー州で米連邦破産法11条の適用を申請した。負債総額と資産総額はいずれも10-100億ドルと見積もられている。

 同社は臨時の貸し手グループとリストラクチャリング支援契約(RSA)を締結しており、純有利子負債を24億ドル削減する計画だという。同プロセス期間中も通常の事業運営は中断なく継続されるとしている。また、グループメンバーから1億2000万ドルのDIP(デット・イン・ポゼッション)ファイナンスのコミットメントを確保した。

 すでに事前調整型の再建計画について債権者の投票募集を開始しており、議決権を持つ債権者の75%超から支持を得ている。計画が認可されれば、RSAに署名した既存の貸し手が4億8000万ドルの株式権利付与増資と3億ドルのタームローンを拠出し、さらに既存銀行が5年物のABL(資産担保型)クレジット・ファシリティ1億9500万ドルと、別枠の5年物リボルビング・クレジット・ファシリティ1億ドルを提供する予定。


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