【材料】カーニバル、決算受け上昇 利益が予想上回る 復配も発表=米国株個別
(NY時間14:42)(日本時間04:42)
カーニバル<CCL> 30.90(+2.56 +9.02%)
クルーズのカーニバル<CCL>が上昇。取引開始前に3-5月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想を下回ったものの、1株利益、EBITDAは予想を上回った。また、復配を発表し、1株当たり0.15ドルの四半期配当を復活させる。
バーンスタインCFOは「25年には、純負債のEBITDA(調整後)比率が3.4倍となり、投資適格水準のレバレッジ指標を上回る重要な転換点に到達した。これは24年から約1回転分の改善であり、190億ドルの借換計画を1年足らずで完了したことを意味する」と述べた。
また、「この勢いは26年度にも持続しており、2桁の利益成長が再び見込まれるほか、投下資本利益率は13.5%を超え、20年ぶりの高水準に近づく見通しだ」としている。
アナリストは、「第4四半期に力強い1株利益の上振れを達成した」と評価。直前予約の旺盛な需要と効果的なコスト管理の恩恵を受けたとも指摘した。
一方、「26年度のガイダンスについては、イールド面でやや物足りない内容で、第1四半期の見通しはさらに弱い」との見方も示した。「イールド見通しに対する期待はもともと高くはなかった。投資家は大幅なイールド改善を見込んでいたわけではないが、それでもなお今回の見通しはやや力不足だ」と述べている。
(9-11月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.34ドル(予想:0.24ドル)
・売上高:63.3億ドル 6.6%増(予想:63.7億ドル)
・EBITDA(調整後):14.8億ドル(予想:13.6億ドル)
・利用可能下段ベッド日数:2410万日(予想:2412万日)
・乗客クルーズ日数:2460万日(予想:2491万日)
・輸送旅客数:330万人(予想:338万人)
・搭乗率:102%(予想:103.3%)
・ネットイールド(為替一定):5.4%増
(12-2月・第1四半期見通し)
・利用可能下段ベッド日数:2370万日(予想:2387万日)
・ネットイールド(為替一定):1.6%増
(26年度通期見通し)
・利用可能下段ベッド日数:9740万日(予想:9725万日)
・ネットイールド(為替一定):2.5%増
・純利益(調整後):約12%増加
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
カーニバル<CCL> 30.90(+2.56 +9.02%)
クルーズのカーニバル<CCL>が上昇。取引開始前に3-5月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想を下回ったものの、1株利益、EBITDAは予想を上回った。また、復配を発表し、1株当たり0.15ドルの四半期配当を復活させる。
バーンスタインCFOは「25年には、純負債のEBITDA(調整後)比率が3.4倍となり、投資適格水準のレバレッジ指標を上回る重要な転換点に到達した。これは24年から約1回転分の改善であり、190億ドルの借換計画を1年足らずで完了したことを意味する」と述べた。
また、「この勢いは26年度にも持続しており、2桁の利益成長が再び見込まれるほか、投下資本利益率は13.5%を超え、20年ぶりの高水準に近づく見通しだ」としている。
アナリストは、「第4四半期に力強い1株利益の上振れを達成した」と評価。直前予約の旺盛な需要と効果的なコスト管理の恩恵を受けたとも指摘した。
一方、「26年度のガイダンスについては、イールド面でやや物足りない内容で、第1四半期の見通しはさらに弱い」との見方も示した。「イールド見通しに対する期待はもともと高くはなかった。投資家は大幅なイールド改善を見込んでいたわけではないが、それでもなお今回の見通しはやや力不足だ」と述べている。
(9-11月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.34ドル(予想:0.24ドル)
・売上高:63.3億ドル 6.6%増(予想:63.7億ドル)
・EBITDA(調整後):14.8億ドル(予想:13.6億ドル)
・利用可能下段ベッド日数:2410万日(予想:2412万日)
・乗客クルーズ日数:2460万日(予想:2491万日)
・輸送旅客数:330万人(予想:338万人)
・搭乗率:102%(予想:103.3%)
・ネットイールド(為替一定):5.4%増
(12-2月・第1四半期見通し)
・利用可能下段ベッド日数:2370万日(予想:2387万日)
・ネットイールド(為替一定):1.6%増
(26年度通期見通し)
・利用可能下段ベッド日数:9740万日(予想:9725万日)
・ネットイールド(為替一定):2.5%増
・純利益(調整後):約12%増加
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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