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【経済】米住宅建設業者の業況感、僅かな上昇

*NAHB住宅市場指数(12月)0:00
結果 39
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 この日発表の12月調査のNAHB住宅市場指数は39と、米住宅建設業者の業況感は僅かながら上昇した。買い手を引き寄せようとインセンティブが引き続き講じられ、住宅ローン金利もここ2カ月ほどは6.3ー6.4%のレンジで推移しており、1年ぶり低水準付近となっている。

 これが僅かながら様子見に回っていた購入希望者の背中を押した一方、建設業者は依然、値引きやその他インセンティブの導入を余儀なくされており、利益を圧迫している。

 こうしたインセンティブを12月に採用した業者の比率は67%と、コロナ禍後では過去最高を記録。値引きを実施した割合も40%と依然高い。

 NAHBのエコノミストは「規制コストと資材価格が高止まりしており、建設業者は引き続きサプライサイドの逆風を受けている」と指摘。「中古住宅の在庫増加も新築を巡る競争を激化させている」と述べた。

 6カ月先の販売見通し指数は1ポイント高の52と3カ月連続で50を上回った。現況指数は1ポイント上昇の42。購買見込み客足指数は前月と変わらずとなった。

 地域別で見ると、センチメントが最も高まったのが中西部で次が西部だった。最大の住宅建設地域である南部では低下した。

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