【材料】ブレイズ、決算受け大幅高　通期見通しを上方修正＝米国株個別

（NY時間11:50）（日本時間01:50）
ブレイズ<BRZE>　35.12（+4.47　+14.58%）

　ソフトウエア開発のブレイズ<BRZE>が大幅高。前日引け後に８－１０月期決算（第３四半期）を発表し、１株利益は予想範囲内だったものの、売上高は予想を上回った。ガイダンスも公表し、２６年度通期の見通しを上方修正している。

　アナリストは、「同社は、堅調な受注と健全な第４四半期ガイダンスの上方修正により、２四半期連続で成長が加速した」と指摘。「更新・維持率改善や新規顧客獲得の加速に向けた取り組みが着実に実行されている」とも評した。

　別のアナリストは「既存顧客ベースの改善と新規契約獲得が見られる」と述べた上で、「同社のプロダクト開発のスピードと高度化が差別化をさらに進めると見ている」とも指摘した。

（８－１０月・第３四半期）
・１株利益（調整後）：0.06ドル（予想：0.06ドル）
・売上高：1.91億ドル（予想：1.84億ドル）
・粗利益率（調整後）：69.1％（予想：69.7％）

（１１－１月・第４四半期見通し）
・１株利益（調整後）：0.13～0.14ドル（予想：0.13ドル）
・売上高：1.98～1.99億ドル（予想：1.93億ドル）

（２６年度通期見通し）
・売上高：7.30～7.32億ドル（従来：7.17～7.20億ドル）（予想：7.19億ドル）
・１株利益（調整後）：0.42～0.43ドル（従来：0.41～0.42ドル）（予想：0.41ドル）

【企業概要】
　消費者とブランド間のインタラクションを実現する顧客エンゲージメントプラットフォームを提供する。単一プラットフォームから、チャネルを横断して、顧客データのリアルタイム取り込み・処理や、クロスチャネルのマーケティングキャンペーンの編成・最適化を可能にし、顧客の成長とロイヤルティ促進を支援。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース