米株
【市況】ダウ先物は小幅高 午後のＦＯＭＣの結果待ち＝米国株
米株価指数先物（12月限）（NY時間08:31）（日本時間22:31）
ダウ先物 47643（+30.00 +0.06％）
S＆P500 6852.75（+4.50 +0.07％）
ナスダック100先物 25697.50（-2.25 -0.01％）
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物、Ｓ＆Ｐ５００は小幅高で推移している一方、ナスダック１００は横ばい。本日は様子見の雰囲気で始まりそうな気配が見られているが、市場は午後のＦＯＭＣの結果を待っている。
今年最後のＦＯＭＣで３回連続となる利下げがほぼ確実視されている状況。ただ、それ自体はすでに十分に織り込まれており、市場は来年以降のヒントを探している。一部からは、「パウエル議長は来年以降の利下げペースの減速を示唆するのでは」との声も出ている。
本日は２０２６年のＦＯＭＣ委員の金利見通し（ドット・プロット）が発表になるが、エコノミストの予想コンセンサスは１回の利下げに留まると見ているが、短期金融市場では２回の利下げの可能性を織り込んでいる状況。
労働市場の弱さを重視して利下げを支持する委員と、根強い高インフレを重視して利下げに慎重な委員との間で見解が割れている。
一方、利下げ見通しを追い風に小型株指数のラッセル２０００が最高値を更新しており、借入コストが市場金利に連動しやすい小型株が、利下げの恩恵を受けやすいとの見方も広がっている。アナリストは、「今年はＳ＆Ｐ５００に劣後しているラッセル２０００が１１月下旬以降は上昇基調を強めており、市場の物色対象に広がりが見られる」と指摘。
税還付の増加、規制緩和、追加利下げ、ＡＩ分野の設備投資拡大といった構造的追い風を背景に、投資家が現在の景気の弱さを織り込みつつ、２０２６年に向けた成長加速を先読みしていると分析している。
ペプシコ<PEP>が時間外で上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を１６４ドルに設定した。同社が強力な生産性向上効果を原資に、イノベーションとマーケティング投資を加速させていると評価している。
衛星通信ネットワークのエコスター<SATS>が時間外で上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を１１８ドルに設定した。前日はマスク氏率いるスペースＸのＩＰＯ計画報道が株価を押し上げていた。
発電システムのＧＥベルノバ<GEV>が時間外で大幅高。前日に投資家説明会を開催し、今後数年間に渡り天然ガス火力発電に旺盛な需要が続くとの見通しに基づき、株主還元策を拡充すると発表。配当を２倍に引き上げ、自社株買い枠を拡大すると述べた。
ゲームソフト販売のゲームストップ<GME>が決算を受け時間外で下落。売上高が予想を下回った。
レストランチェーンのクラッカー・バレル・オールド・カントリー・ストアー<CBRL>が決算を受け時間外で下落。売上高が予想を下回ったほか、２６年度の通期ガイダンスでは売上高およびＥＢＩＴＤＡの見通しを下方修正した。
（NY時間08:41）（日本時間22:41）時間外
ペプシコ<PEP> 146.64（+2.00 +1.38%）
エコスター<SATS> 96.75（+3.21 +3.43%）
ＧＥベルノバ<GEV> 685.79（+60.49 +9.67%）
ゲームストップ<GME> 21.86（-1.25 -5.41%）
クラッカー・バレル<CBRL> 25.60（-1.40 -5.19%）
アップル<AAPL> 277.57(+0.39 +0.14％)
マイクロソフト<MSFT> 484.10(-7.92 -1.61％)
アマゾン<AMZN> 229.52(+1.60 +0.70％)
アルファベットC<GOOG> 316.70(-1.05 -0.33％)
アルファベットA<GOOGL> 316.10(-0.98 -0.31％)
テスラ<TSLA> 447.49(+2.32 +0.52％)
メタ<META> 651.00(-5.96 -0.91％)
エヌビディア<NVDA> 185.47(+0.50 +0.27％)
ＡＭＤ<AMD> 222.52(+0.90 +0.41％)
イーライリリー<LLY> 985.54(+3.32 +0.34％)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 47643（+30.00 +0.06％）
S＆P500 6852.75（+4.50 +0.07％）
ナスダック100先物 25697.50（-2.25 -0.01％）
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物、Ｓ＆Ｐ５００は小幅高で推移している一方、ナスダック１００は横ばい。本日は様子見の雰囲気で始まりそうな気配が見られているが、市場は午後のＦＯＭＣの結果を待っている。
今年最後のＦＯＭＣで３回連続となる利下げがほぼ確実視されている状況。ただ、それ自体はすでに十分に織り込まれており、市場は来年以降のヒントを探している。一部からは、「パウエル議長は来年以降の利下げペースの減速を示唆するのでは」との声も出ている。
本日は２０２６年のＦＯＭＣ委員の金利見通し（ドット・プロット）が発表になるが、エコノミストの予想コンセンサスは１回の利下げに留まると見ているが、短期金融市場では２回の利下げの可能性を織り込んでいる状況。
労働市場の弱さを重視して利下げを支持する委員と、根強い高インフレを重視して利下げに慎重な委員との間で見解が割れている。
一方、利下げ見通しを追い風に小型株指数のラッセル２０００が最高値を更新しており、借入コストが市場金利に連動しやすい小型株が、利下げの恩恵を受けやすいとの見方も広がっている。アナリストは、「今年はＳ＆Ｐ５００に劣後しているラッセル２０００が１１月下旬以降は上昇基調を強めており、市場の物色対象に広がりが見られる」と指摘。
税還付の増加、規制緩和、追加利下げ、ＡＩ分野の設備投資拡大といった構造的追い風を背景に、投資家が現在の景気の弱さを織り込みつつ、２０２６年に向けた成長加速を先読みしていると分析している。
ペプシコ<PEP>が時間外で上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を１６４ドルに設定した。同社が強力な生産性向上効果を原資に、イノベーションとマーケティング投資を加速させていると評価している。
衛星通信ネットワークのエコスター<SATS>が時間外で上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を１１８ドルに設定した。前日はマスク氏率いるスペースＸのＩＰＯ計画報道が株価を押し上げていた。
発電システムのＧＥベルノバ<GEV>が時間外で大幅高。前日に投資家説明会を開催し、今後数年間に渡り天然ガス火力発電に旺盛な需要が続くとの見通しに基づき、株主還元策を拡充すると発表。配当を２倍に引き上げ、自社株買い枠を拡大すると述べた。
ゲームソフト販売のゲームストップ<GME>が決算を受け時間外で下落。売上高が予想を下回った。
レストランチェーンのクラッカー・バレル・オールド・カントリー・ストアー<CBRL>が決算を受け時間外で下落。売上高が予想を下回ったほか、２６年度の通期ガイダンスでは売上高およびＥＢＩＴＤＡの見通しを下方修正した。
（NY時間08:41）（日本時間22:41）時間外
ペプシコ<PEP> 146.64（+2.00 +1.38%）
エコスター<SATS> 96.75（+3.21 +3.43%）
ＧＥベルノバ<GEV> 685.79（+60.49 +9.67%）
ゲームストップ<GME> 21.86（-1.25 -5.41%）
クラッカー・バレル<CBRL> 25.60（-1.40 -5.19%）
アップル<AAPL> 277.57(+0.39 +0.14％)
マイクロソフト<MSFT> 484.10(-7.92 -1.61％)
アマゾン<AMZN> 229.52(+1.60 +0.70％)
アルファベットC<GOOG> 316.70(-1.05 -0.33％)
アルファベットA<GOOGL> 316.10(-0.98 -0.31％)
テスラ<TSLA> 447.49(+2.32 +0.52％)
メタ<META> 651.00(-5.96 -0.91％)
エヌビディア<NVDA> 185.47(+0.50 +0.27％)
ＡＭＤ<AMD> 222.52(+0.90 +0.41％)
イーライリリー<LLY> 985.54(+3.32 +0.34％)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
