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【市況】売り先行スタートも方向感にかけた展開か/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]8日のNYダウは215.67ドル安の47739.32ドル、ナスダック総合指数は32.23pt安の23545.90pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比270円安の50320円だった。本日は前日の米国株安を映して売りが先行して始まりそうだ。前日は米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見ムードが広がるなか、売り買いが交錯するなか小反発した。ザラバ高値と安値は先週末から切り上がり、25日移動平均線(50199円)を下回ることなく推移し、徐々に地合いは改善に向かうと思われる。また、前日の米国市場では主要株価指数は下落したものの、トランプ米大統領は8日、エヌビディア製先端半導体の対中輸出を許可する方針を明らかにし、時間外取引でエヌビディア株が2%超上昇しているため、人工知能(AI)関連株への買い安心感につながるかもしれない。ただ、日米ともにFOMCの結果待ちとなると想定されるだけに、積極的な売り買いは手掛けづらそうで、その後は方向感に欠ける展開が続きそうだ。上値のめどは、11月11日の高値(51513円)や心理的な節目の52000円、52500、下値のめどは、25日線(50199円)や心理的な節目の50000円、49000円などが挙げられる。

[予想レンジ]上限50700円-下限50200円

《SK》

 提供:フィスコ

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