【経済】このあと9月の米中古住宅販売件数 前回から増加が見込まれる
*米中古住宅販売件数(年率)(9月)23:00
予想 406万件 前回 400万件
このあと日本時間23時に9月の米中古住宅販売件数が発表される。予想は年率換算で406万件と前回から増加が見込まれている。
前回8月分は、住宅ローン金利は低下傾向にあるものの、価格の高止まりしており、依然として住宅市場の圧迫が示唆されていた。価格は落ち着いてはきているものの、コロナ禍前と比べれば、50%以上高くなっており、多くの購入希望者にとってはまだ手が届きにくい。
今回もその状況に大きな変化はないと見られているが、住宅ローン金利はさらに低下しており、9月の中古住宅販売を下支えした可能性があると見られている。過去数カ月の住宅ローン申請や売買契約の動きを踏まえると、販売は前回から増加したと見込んでいるようだ。
経済の不確実性を背景に、以前と比べれば売却環境も緩和しており、在庫の正常化により、住宅供給が販売件数の制約要因となる度合いは小さくなっている。中古住宅の在庫の増加と、新築住宅の販売在庫の高止まりが続くことで、住宅価格は来年にかけてさらに落ち着くとは見られている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
予想 406万件 前回 400万件
このあと日本時間23時に9月の米中古住宅販売件数が発表される。予想は年率換算で406万件と前回から増加が見込まれている。
前回8月分は、住宅ローン金利は低下傾向にあるものの、価格の高止まりしており、依然として住宅市場の圧迫が示唆されていた。価格は落ち着いてはきているものの、コロナ禍前と比べれば、50%以上高くなっており、多くの購入希望者にとってはまだ手が届きにくい。
今回もその状況に大きな変化はないと見られているが、住宅ローン金利はさらに低下しており、9月の中古住宅販売を下支えした可能性があると見られている。過去数カ月の住宅ローン申請や売買契約の動きを踏まえると、販売は前回から増加したと見込んでいるようだ。
経済の不確実性を背景に、以前と比べれば売却環境も緩和しており、在庫の正常化により、住宅供給が販売件数の制約要因となる度合いは小さくなっている。中古住宅の在庫の増加と、新築住宅の販売在庫の高止まりが続くことで、住宅価格は来年にかけてさらに落ち着くとは見られている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース

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