【注目】ホワイトハウス、クックＦＲＢ理事解任を巡る判断を不服として上告へ

　ホワイトハウスは、トランプ大統領がクックＦＲＢ理事の解任の試みを阻止した連邦高裁の判断について、上告する方針を示した。ＦＲＢの独立性に重大な影響を及ぼす可能性のある法廷闘争が激化している。

　ホワイトハウスのデサイ報道官は声明で「大統領は正当な理由に基づきクック理事を解任した。政権は高裁の決定を不服として上告し、この問題で最終的に勝利することを期待している」と述べた。

　ワシントンの控訴裁判所は月曜日に、クック理事が提訴中も職務を続けられるとする判断を２対１で下した。この決定は本日から始まるＦＯＭＣの直前に出された。

　今回の判断により、クック理事がＦＯＭＣに出席する可能性が高い。

株探ニュース