【材料】ニューウェル・ブランズ、アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ　ただ、株価下落＝米国株個別

（NY時間11:39）（日本時間00:39）
ニューウェル・ブランズ<NWL>　5.38（-0.05　-0.92%）

　アナリストが、台所用品やベビー用品などを製造するニューウェル・ブランズ<NWL>の投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を７ドルとした。前日終値よりも２９％高い水準。同社は米国内での製造拠点を持ち、関税面で有利だと指摘している。

　「同社は、より集中された製品ポートフォリオ、効率的なシステムと物流体制により、ついに再建が軌道に乗り始めたと確信している。同社は参入しているカテゴリーにおいて勝者となるだろう」と述べや。

　同社は１５の米国工場と、ＵＳＭＣＡ（米国・メキシコ・カナダ協定）に準拠した２つのメキシコ工場を保有しており、多くの分野で関税面で有利であり、逆に不利な分野は少ないとしている。

　多くの競合が海外から製品を調達している中で、市場シェア拡大の余地があるとも指摘した。

【企業概要】
　多くの商標ブランドの下、幅広い消費財を製造し、世界各国で量販店・小売業者・eコマースなどの幅広い販売チャネルを通じて提供する。調理器具のCalphalonやOster、保存容器のRubbermaid、ベビー用品のAprica、アウトドア用品のColemanなど多くのブランドを展開する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース