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【市況】株価指数先物【昼】 後場は配当再投資に伴う買いが下支えに


 日経225先物は11時30分時点、前日比370円安の3万7040円(-0.98%)前後で推移。寄り付きは3万7380円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万7395円)にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まった。直後につけた3万7400円を高値に軟化し、いったん3万7250円辺りで保ち合う場面もみられたが、中盤以降は下へのバイアスが強まり、終盤にかけて3万7000円まで下げ幅を広げた。

 節目の3万7000円まで下げたことで、売り一巡感が意識される可能性がありそうだが、同水準を割り込むようだと、ボリンジャーバンドの-1σ(3万6790円)辺りが意識されてくる。後場は終盤にかけて配当再投資に伴う買いによって底堅く推移するとみられるが、これを狙ったロングの動きは限られそうである。米政権による4月2日の「相互関税」の内容を確認したいところであり、模様眺めムードが強まろう。

 NT倍率は先物中心限月で13.43倍に低下している。東証プライムの値下がり数が1400を超える状況のなか、ファーストリテイリング<9983>[東証P] や東京エレクトロン<8035>[東証P]、アドバンテスト<6857>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]などの弱い値動きが日経平均型の重荷となった。

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