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【市況】26日の米株式市場の概況、NYダウ4日ぶり反落 半導体株に売り圧力

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 26日の米株式市場では、NYダウが前日比132.71ドル安の4万2454.79ドルと4日ぶり反落した。トランプ米大統領が自動車向けの関税について記者会見を開くと伝わり、投資家心理が下向いた。米国政府が中国企業など約80社を輸出の制限対象とするエンティティ―リストに加えたことなどを背景に、半導体株に対する売り圧力も高まった。

 インテル<INTC>やボーイング<BA>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>が値を下げ、ゼネラル・モーターズ<GM>が軟調推移。オラクル<ORCL>やGEベルノバ<GEV>、イーライ・リリー<LLY>が安い。一方、マクドナルド<MCD>やプロクター・アンド・ギャンブル<PG>、コカ・コーラ<KO>がしっかり。ゲームストップ<GME>やアシュランド<ASH>が大幅高となった。

 ナスダック総合株価指数は372.840ポイント安の1万7899.015と4日ぶり反落した。エヌビディア<NVDA>やブロードコム<AVGO>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が大きく株価水準を切り下げ、テスラ<TSLA>が急落。アルファベット<GOOG>やアマゾン・ドット・コム<AMZN>も売られ、ヒューマサイト<HUMA>が下値を探った。一方、ペプシコ<PEP>やスターバックス<SBUX>が堅調推移。ダラー・ツリー<DLTR>やイミュノーム<IMNM>が上伸した。

出所:MINKABU PRESS

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