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【市況】FOMCの結果に株高・ドル安の反応 スタグフレーションの可能性も

 日本時間午前3時に公表されたFOMCの結果を受けて、株高・ドル安の反応が見られている。FOMC前に伸び悩んでいたダウ平均は再び上げ幅を広げ、ドル円は150円付近から149円台前半に一時下落する場面が見られた。

 政策は大方の予想通りに据え置きとなったが、FOMC委員の金利見通しは、中央値で前回12月と変わらずの年内2回の利下げを想定している。一方、経済見通しで、今年のGDP見通しを従来の2.1%から1.7%に大幅に下方修正した一方、インフレについては2.5%から2.7%に上方修正している。

 一部のエコノミストからはスタグフレーションの可能性を認める内容になるのではとの見方も出ていたが、その雰囲気も出ている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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