【市況】<マ-ケット日報> 2025年3月17日
週明けの市場は日経平均が続伸。終値は前週末比343円高の3万7396円だった。前週末の米国株が大きく反発した流れを受けて開始から買い優勢の展開となった。円高が一服していることも株高に貢献し上げ幅は一時500円を超える場面も。目先の悪材料はひとまず織り込み済みとなったようである。3月期末接近で配当取りの買いが入っていることも需給面で大きなプラスとなった。上場全銘柄で算出する指数トピックスは25日~200日全ての移動平均線を超えている。
前週末の米国市場は値頃感による買いが入りダウ平均は5日ぶりに大幅反発した。ダウ平均は直近4日間で2000ドルほど下げておりこの日はリバウンド狙いの買いが先行した。14日深夜に失効する米国のつなぎ予算が9月まで延長可決される見通しとなったことも買い安心感につながっている。このところ不規則なトランプ関税発言で市場は調整を進めていたが、現状知られる範囲の関税によるマイナスの影響はある程度織り込みつつある様子。
さて、東京市場は先週に短期的な底入れをした流れが続き日経平均は真空地帯を走るように3万7500円を一時超えてきた。4月から日本車にも米国の25%輸入関税が課されることが決まったようだが、トヨタ、ホンダの堅調な値動きにもあるようにひとまず織り込み済みとなっているようである。今週は3万8000円手前くらいまではテクニカル的に戻せる余地がありそうだ。(ストック・データバンク 編集部)
前週末の米国市場は値頃感による買いが入りダウ平均は5日ぶりに大幅反発した。ダウ平均は直近4日間で2000ドルほど下げておりこの日はリバウンド狙いの買いが先行した。14日深夜に失効する米国のつなぎ予算が9月まで延長可決される見通しとなったことも買い安心感につながっている。このところ不規則なトランプ関税発言で市場は調整を進めていたが、現状知られる範囲の関税によるマイナスの影響はある程度織り込みつつある様子。
さて、東京市場は先週に短期的な底入れをした流れが続き日経平均は真空地帯を走るように3万7500円を一時超えてきた。4月から日本車にも米国の25%輸入関税が課されることが決まったようだが、トヨタ、ホンダの堅調な値動きにもあるようにひとまず織り込み済みとなっているようである。今週は3万8000円手前くらいまではテクニカル的に戻せる余地がありそうだ。(ストック・データバンク 編集部)