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【通貨】今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

25日のドル・円は、東京市場では150円30銭から149円20銭まで下落。欧米市場では149円96銭まで買われた後、148円57銭まで反落し、148円96銭で取引終了。本日26日のドル・円は主に149円を挟んだ水準で推移か。米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性がある。

米コンファレンス・ボード(CB)が2月25日発表した2月消費者信頼感指数は98.3で市場予想を大幅に下回った。2024年6月以来の低水準。市場参加者の間からは「貿易と関税に関する政策変更や連邦政府が公務員の大量解雇を示唆したことが指数の低下につながった可能性が高い」との声が聞かれた。一部の市場参加者は「一般消費者が経済の先行きを不安視した場合、今年前半の米国経済は減速する可能性が高い」と指摘している。

《CS》

 提供:フィスコ

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