【材料】川崎地質が急反発、路面陥没を未然に防ぐ地中レーダーの探査深度向上への取り組み発表

現在、路面陥没を未然に防ぐ取り組みとして、地中レーダー探査による空洞調査が行われているが、地中レーダー探査の可探能力は、一般的に深度2メートル程度が限界とされており、下水道管の損傷等に起因した深部の空洞の検出には、いまだ課題を残しているという。同社では1993年から、連続波レーダ(SF-CW)やチャープレーダの開発に着手し、5~10メートル程度の深部まで探査できる装置を開発し調査で使用。現在、広域且つ短時間で探査可能な「車載型の探査深度を5~10メートル程度まで可能」にするよう開発に取り組んでいるとしている。
出所:MINKABU PRESS