【市況】ダウ先物は小幅安 ただ、落ち着き取り戻す 午後のFOMCの結果待ち=米国株
米株価指数先物(3月限)(NY時間08:35)(日本時間22:35)
ダウ先物 44952(-79.00 -0.18%)
S&P500 6082.25(-14.75 -0.24%)
ナスダック100先物 21575.25(-6.50 -0.03%)
きょうも米株価指数先物市場でダウ先物は小幅安。ただ、落ち着きを取り戻しており、中国のディープシーク出現とIT・ハイテク業界に及ぼす影響を警戒した動きはひとまず収まっている模様。そのような中、市場は本日のFOMCの結果発表に焦点を移している。
日本時間30日午前4時に結果が公表され、パウエル議長の会見が午前4時半頃から始まる。今回は政策変更はないと見られており、いつも通りに議長の会見に注目が集まりそうだ。
12月FOMCで公表された委員の金利見通し(ドット・プロット)は今年2回の利下げ予想だった。しかし、その後に発表された米雇用統計が強い内容だったことで、一部からは追加利下げを疑問視する声も出ている。ただ、その後のインフレ指標が落ち着いた内容だったことから、利下げなしの過度な観測は後退しいる状況。そのような中、パウエル議長がどのようなヒントを示すか注目。
また、関税、減税、規制緩和など、トランプ政権の経済および貿易政策とその影響について、何らかの言及があるかについても注目される。特にトランプ大統領とパウエル議長の関係は、トランプ政権1期目から険悪なものだった。大統領は早速、先日のダボス会議で「即時の利下げを要求するつもりだ」と述べていた。
なお、本日は引け後にマグニフィセント7の決算発表が予定され、メタ<META>、マイクロソフト<MSFT>、テスラ<TSLA>が発表を行う予定。
スターバックス<SBUX>が時間外で上昇。前日引け後に10-12月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高は減収となったものの予想ほどではなかった。今回の決算は同社を揺るがしていた顧客離れが収まりつつある兆候を見せている。
ソーシャルメディアのレディット<RDDT>が時間外で上昇。アナリストが投資判断を「買い」とし、目標株価を197ドルとした。現行よりは低い水準。メタ<META>の広告マネージャーから広告キャンペーンを同社のプラットフォームにインポートできる新機能を材料視している。
通信機器メーカーのF5<FFIV>が決算を受け時間外で大幅高。1株利益、売上高とも予想を上回った。通期の見通しも上方修正した。
半導体のコルボ<QRVO>が決算を受け時間外で下落。1株利益、売上高とも予想を下回ったほか、同社の経営陣が2026年度の売上高はほぼ横ばいになるとの見通しを示したことが嫌気されている。
ワクチンのモデルナ<MRNA>が時間外で下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。目標株価は51ドル。
トランプ大統領が所有するソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」を運営するトランプ・メディア<DJT>が時間外で大幅高。チャールズ・シュワブ<SCHW>と提携し金融サービスに参入と伝わった。
(NY時間08:45)(日本時間22:45)時間外
スターバックス<SBUX> 103.85(+3.44 +3.43%)
レディット<RDDT> 200.15(+5.40 +2.77%)
F5<FFIV> 305.00(+35.28 +13.08%)
コルボ<QRVO> 82.25(-3.53 -4.12%)
モデルナ<MRNA> 43.69(-1.25 -2.78%)
トランプ・メディア<DJT> 34.76(+4.72 +15.71%)
チャールズ・シュワブ<SCHW> 82.66(+0.96 +1.18%)
アップル<AAPL> 234.00(-4.26 -1.79%)
マイクロソフト<MSFT> 445.71(-1.49 -0.33%)
アマゾン<AMZN> 239.44(+1.29 +0.54%)
アルファベット<GOOG> 197.51(+0.44 +0.22%)
テスラ<TSLA> 395.67(-2.42 -0.61%)
メタ<META> 677.15(+2.82 +0.42%)
エヌビディア<NVDA> 126.30(-2.69 -2.09%)
AMD<AMD> 115.35(+1.18 +1.03%)
イーライリリー<LLY> 805.47(+0.48 +0.06%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 44952(-79.00 -0.18%)
S&P500 6082.25(-14.75 -0.24%)
ナスダック100先物 21575.25(-6.50 -0.03%)
きょうも米株価指数先物市場でダウ先物は小幅安。ただ、落ち着きを取り戻しており、中国のディープシーク出現とIT・ハイテク業界に及ぼす影響を警戒した動きはひとまず収まっている模様。そのような中、市場は本日のFOMCの結果発表に焦点を移している。
日本時間30日午前4時に結果が公表され、パウエル議長の会見が午前4時半頃から始まる。今回は政策変更はないと見られており、いつも通りに議長の会見に注目が集まりそうだ。
12月FOMCで公表された委員の金利見通し(ドット・プロット)は今年2回の利下げ予想だった。しかし、その後に発表された米雇用統計が強い内容だったことで、一部からは追加利下げを疑問視する声も出ている。ただ、その後のインフレ指標が落ち着いた内容だったことから、利下げなしの過度な観測は後退しいる状況。そのような中、パウエル議長がどのようなヒントを示すか注目。
また、関税、減税、規制緩和など、トランプ政権の経済および貿易政策とその影響について、何らかの言及があるかについても注目される。特にトランプ大統領とパウエル議長の関係は、トランプ政権1期目から険悪なものだった。大統領は早速、先日のダボス会議で「即時の利下げを要求するつもりだ」と述べていた。
なお、本日は引け後にマグニフィセント7の決算発表が予定され、メタ<META>、マイクロソフト<MSFT>、テスラ<TSLA>が発表を行う予定。
スターバックス<SBUX>が時間外で上昇。前日引け後に10-12月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高は減収となったものの予想ほどではなかった。今回の決算は同社を揺るがしていた顧客離れが収まりつつある兆候を見せている。
ソーシャルメディアのレディット<RDDT>が時間外で上昇。アナリストが投資判断を「買い」とし、目標株価を197ドルとした。現行よりは低い水準。メタ<META>の広告マネージャーから広告キャンペーンを同社のプラットフォームにインポートできる新機能を材料視している。
通信機器メーカーのF5<FFIV>が決算を受け時間外で大幅高。1株利益、売上高とも予想を上回った。通期の見通しも上方修正した。
半導体のコルボ<QRVO>が決算を受け時間外で下落。1株利益、売上高とも予想を下回ったほか、同社の経営陣が2026年度の売上高はほぼ横ばいになるとの見通しを示したことが嫌気されている。
ワクチンのモデルナ<MRNA>が時間外で下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。目標株価は51ドル。
トランプ大統領が所有するソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」を運営するトランプ・メディア<DJT>が時間外で大幅高。チャールズ・シュワブ<SCHW>と提携し金融サービスに参入と伝わった。
(NY時間08:45)(日本時間22:45)時間外
スターバックス<SBUX> 103.85(+3.44 +3.43%)
レディット<RDDT> 200.15(+5.40 +2.77%)
F5<FFIV> 305.00(+35.28 +13.08%)
コルボ<QRVO> 82.25(-3.53 -4.12%)
モデルナ<MRNA> 43.69(-1.25 -2.78%)
トランプ・メディア<DJT> 34.76(+4.72 +15.71%)
チャールズ・シュワブ<SCHW> 82.66(+0.96 +1.18%)
アップル<AAPL> 234.00(-4.26 -1.79%)
マイクロソフト<MSFT> 445.71(-1.49 -0.33%)
アマゾン<AMZN> 239.44(+1.29 +0.54%)
アルファベット<GOOG> 197.51(+0.44 +0.22%)
テスラ<TSLA> 395.67(-2.42 -0.61%)
メタ<META> 677.15(+2.82 +0.42%)
エヌビディア<NVDA> 126.30(-2.69 -2.09%)
AMD<AMD> 115.35(+1.18 +1.03%)
イーライリリー<LLY> 805.47(+0.48 +0.06%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース