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【注目】トランプ氏、「外国歳入庁」創設の意向を示す

 トランプ次期大統領は本日、外国からの関税およびすべての歳入を徴収する「外国歳入庁」を創設すると述べた。それ以上の詳細については明らかにしていない。現在、米税関・国境警備局が関税の徴収を担当している。

 「あまりにも長い間、われわれは内国歳入庁(IRS)を利用して偉大な国民に課税してきた」と自身のSNSであるソーシャル・ネットワークに投稿。軟弱で情けないほど弱い貿易協定を通じて、米国は自らに課税しながらも、世界に成長と繁栄をもたらしてきた。いまこそ、それを変える時だ。私は本日、外国を源泉とする関税、およびすべての歳入を徴収するための外国歳入庁の創設を発表すると投稿した。

 われわれは貿易で利益を得ている者たちに課税を開始し、彼らは最終的に公平な負担分を支払うことになるだろうと述べている。来週1月20日は外国歳入庁の誕生日になるだろうとも記した。その日はホワイトハウスで宣誓就任式を行う予定。

 CNNは先週、トランプ氏が自身が課したい関税を実施するための道筋をつけるため、国家経済緊急事態の宣言を検討していると報じた。中国からの輸入品に10%の関税を課し、カナダとメキシコからの製品には25%の関税を課す意向だと述べている。

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