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【市況】アジア株 総じて下落、上海株は大幅続落

東京時間17:49現在
香港ハンセン指数   19064.29(-176.60 -0.92%)
中国上海総合指数  3168.52(-42.87 -1.33%)
台湾加権指数     23011.86(-69.27 -0.30%)
韓国総合株価指数  2515.78(-6.12 -0.24%)
豪ASX200指数    8294.07(-35.10 -0.42%)
インドSENSEX30種  77618.06(-2.15 0.00%)

 10日のアジア株は総じて下落。ボウマンFRB理事など複数のFRB当局者が利下げに慎重姿勢を示したことから米長期金利が上昇しており、アジア株の重石となっている。香港株は反落。香港は金融政策を米国に連動しており、利下げ期待の後退が株価の重石となった。上海株は1.3%超の大幅続落。中国景気の先行き不透明感や人民元安などが重石となった。
   
 上海総合指数は大幅続落。保険大手の中国人寿保険、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、銀行大手の中国農業銀行、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、酒造会社の貴州茅臺酒、原子力発電会社の中国核能電力(チャイナ・ナショナル・ニュークリア・パワー)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は反落。コンピュータ・メーカーの聯想集団(レノボ・グループ)、保険大手の中国人寿保険、ドラッグストア運営の京東健康(JDヘルス・インターナショナル)、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー)、電子製品メーカーの比亜迪電子(BYDエレクトロニック)が売られた。
   
 豪ASX200指数は続落。資源・鉱山会社のBHPグループ、航空会社のカンタス航空が買われる一方で、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、通信会社のテルストラ・コーポレーション、道路建設会社のトランスアーバン・グループ、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループが売られた。

出所:MINKABU PRESS

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