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【経済】米中古住宅販売、6カ月ぶりの400万超え

 この日発表になった11月の米中古住宅販売件数は年率換算で415万件と予想を上回り、6カ月ぶりの400万超えとなった。購入希望者が高金利を受け入れていることがうかがえる。発表元の全米不動産業者協会(NAR)は「住宅販売の勢いは強まっている。住宅ローン金利は依然として高いものの、消費者は現在の水準に慣れてきており、雇用創出も堅調だ」と語った。

 NARは一方、住宅販売件数は1995年以来の低水準だった昨年を下回るペースでなお推移しているとも指摘。売り手が現在の高金利に適応するにつれ、今年に入って在庫は徐々に増加し始めている。11月に供給が前月比で減少したが、この時期にはよくあることだと指摘。ただ、昨年11月と比較すれば、供給は大幅に増加したとしている。

 11月に販売された住宅のうち53%は売りに出されてから1カ月未満で買い手が決まった。これは10月の59%と比較すると少ない。一方、18%は提示価格より高く売れた。平均売り出し期間は32日間。前月は29日間だった。

*米中古住宅販売件数(年率)(11月)0:00
結果 415万件
予想 408万件 前回 396万件


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