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【通貨】今日の為替市場ポイント:日米金利差を巡る思惑でドルは底堅い動きを保つ見込み

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

18日のドル・円は、東京市場では153円79銭から153円34銭まで下落。欧米市場では153円52銭から154円78銭まで上昇し、154円68銭で取引終了。本日19日のドル・円は主に154円台で推移か。日米金利差が大幅に縮小する可能性は低いことから、ドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

18日に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.25ポイントの追加利下げが決定されたが、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した金利・経済見通しから、2025年に0.25ポイントの利下げ2回を想定していることが分かった。これを受けて米国債利回りは上昇。最新の見通しによると、2025年末時点のフェデラルファンド(FF)金利見通し中央値は3.9%と、前回9月時点の見通しである3.4%から上昇した。トランプ次期米政権の経済・財政政策によって米国の政策金利見通しは変わる可能性はあるが、利下げが3回以上行われる可能性は低いと予想される。

《CS》

 提供:フィスコ

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