【通貨】NY為替:米FRBの来年の利下げ予測2回に後退受けてドル買い広がる
米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円68銭へ下落後、154円78銭まで上昇し、154円68銭で引けた。米国の11月住宅着工件数の予想外の減少をきっかけにドル売りが一時強まった。その後、米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25ポイント利下げ決定も、25年末の金利予測中央値が引き上げられ、来年の利下げ回数は2回に後退。また、パウエルFRB議長も「追加調整を検討する上で慎重姿勢を強める可能性も」などと述べたことからドル買いが広がった。
ユーロ・ドルは1.0503ドルへ上昇後、1.0344ドルまで下落し、1.0365ドルで引けた。ユーロ・円は161円56銭から159円82銭まで下落した。
ポンド・ドルは1.2721ドルから1.2563ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.8918フランへ下落後、0.9021フランまで上昇した。
《KK》
提供:フィスコ