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【市況】株価指数先物【昼】 3万9500円近辺では押し目狙いのロング対応


 日経225先物は11時30分時点、前日比80円高の3万9540円(+0.20%)前後で推移。寄り付きは3万9630円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万9625円)にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まった。現物の寄り付き直後には、3万9780円まで上げ幅を広げる場面もみられた。ただし、買い一巡後は軟化し、中盤にかけて3万9600円を下回ると、終盤にかけては一時3万9490円まで上げ幅を縮めた。

 日経225先物は、買い一巡後は軟化する形となったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか、積極的にポジションを傾けにくい状況であるため想定内の動きだろう。日経平均株価は終盤にかけて3万9487.79円まで上げ幅を縮めたが、12月のSQ値(3万9434.85円)接近では底堅さがみられており、ショートを仕掛けづらくさせそうだ。

 日経225先物はボリンジャーバンドの+1σ(3万9350円)と+2σ(3万9870円)でのレンジ推移を継続。寄り付き直後に+2σに接近した後は終盤にかけて+1σに接近する格好だが、朝方のロングの解消は一巡していると考えられ、節目の3万9500円近辺では押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

 NT倍率は先物中心限月で14.42倍に上昇した。一時14.44倍まで上昇する場面もみられており、支持線として意識されている75日移動平均線(14.33倍)から上放れてきた。方向性としてはNTロングを意識したスタンスに向かわせそうだ。

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