【通貨】NY為替:日米の中銀会合控えた思惑的なドル買い・円売りで一時154.48円
米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
16日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円98銭へ下落後、一時154円48銭まで上昇し、154円14銭で引けた。日米の中銀会合を控えた思惑的なドル買い、円売りで154円台に乗せた後、米国の12月NY連銀製造業景気指数の大幅な鈍化を受けていったんドル売りになった。しかし、12月製造業PMI速報値は悪化も、12月サービス業PMI速報値の大幅改善を好感したとみられ、ドル買い、円売りが再燃・加速した。
ユーロ・ドルは1.0475ドルへ下落後、1.0522ドルまで上昇し、1.0508ドルで引けた。ユーロ・円は161円62銭から162円21銭まで上昇した。
ポンド・ドルは1.2640ドルへ下落後、1.2699ドルまで上昇。英中銀会合での政策金利据え置き予想がポンドの下支えになったもよう。ドル・スイスフランは0.8922フランから0.8949フランでもみ合った。
《KK》
提供:フィスコ