【経済】10月の米求人件数、労働需要安定の兆候を示唆
*米求人件数(10月)0:00
結果 774.4万人
予想 751.9万人 前回 737.2万人(744.3万人から修正)
きょうは10月の米求人件数が発表になり、774.4万件に増加し、予想も上回った。レイオフの件数が減少し、労働需要安定の兆候を示唆した。求人件数の増加は、専門職・ビジネスサービスと宿泊・飲食サービスがけん引した。
米求人件数はここ数カ月で急速に減少し、9月にはハリケーンや労働争議で大幅に落ち込んでいた。今回の10月はレイオフ件数が6月以来の低水準となった一方、自発的離職者数は5月以来の高水準となり、労働者の間で新たな職を見つける自信が強まっていることも示唆していた。
一方、雇用率は6月以来の低水準に低下。雇用減少は主に娯楽とビジネスサービスに顕著に出ていた。また、FRBが注視する失業者1人当たり求人件数、いわゆる求人倍率は1.1倍と前月から横ばい。パンデミック前の水準とほとんど変わらない。2022年のピーク時には2倍だった。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
結果 774.4万人
予想 751.9万人 前回 737.2万人(744.3万人から修正)
きょうは10月の米求人件数が発表になり、774.4万件に増加し、予想も上回った。レイオフの件数が減少し、労働需要安定の兆候を示唆した。求人件数の増加は、専門職・ビジネスサービスと宿泊・飲食サービスがけん引した。
米求人件数はここ数カ月で急速に減少し、9月にはハリケーンや労働争議で大幅に落ち込んでいた。今回の10月はレイオフ件数が6月以来の低水準となった一方、自発的離職者数は5月以来の高水準となり、労働者の間で新たな職を見つける自信が強まっていることも示唆していた。
一方、雇用率は6月以来の低水準に低下。雇用減少は主に娯楽とビジネスサービスに顕著に出ていた。また、FRBが注視する失業者1人当たり求人件数、いわゆる求人倍率は1.1倍と前月から横ばい。パンデミック前の水準とほとんど変わらない。2022年のピーク時には2倍だった。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース