【材料】アバクロンビーが好決算も下落 A&Fブランドが減速=米国株個別
(NY時間13:32)(日本時間03:32)
アバクロンビー&フィッチ<ANF> 146.00(-8.50 -5.50%)
アパレル販売のアバクロンビー&フィッチ<ANF>が下落。取引開始前に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、売上高、1株利益も予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の売上高見通しを上方修正している。
ただ、株価は冴えない反応。同社名を冠したアバクロンビー&フィッチ(A&F)の売上が前期比で減速し、同ブランドの既存店売上高が予想を若干下回っていたことが嫌気されている模様。第4四半期の営業利益率の見通しが予想を下回り、アナリストは「来年の営業利益率のコンセンサス予想は楽観的過ぎる」と述べた。
「A&Fブランドの既存店売上高の伸びは第2四半期の21%から11%へと著しく減速し、売上面でもやや疲労の兆候が見られる。下半期の粗利益の伸びも抑制されている」とも付け加えている。
なお、同社はボール氏を新CFOに任命した。
(8-10月・第3四半期)
・既存店売上高:16.0%増(予想:10.9%増)
アバクロンビー:11.0%増(予想:11.8%増)
ホリスター:21%増(予想:10.8%増)
・1株利益(調整後):2.50ドル(予想:2.37ドル)
・売上高:12.1億ドル(予想:11.8億ドル)
・粗利益率:65.1%(予想:65.0%)
・期末店舗数:770(予想:772)
(11-1月・第4四半期見通し)
・売上高:5~7%増
・営業利益率:約16.0%(予想:16.8%)
(通期見通し)
・売上高:14~15%増(従来:12~13%増)
・営業利益率:約15%(従来:14~15%)
【企業概要】
米国内及び世界で、自社の販売店・オンラインサイト・アウトレット店舗・フランチャイズ店舗等を通して、流行に敏感な世代向けにアパレル製品を販売する。紳士・婦人・子供服のほか、バッグ等のアクセサリーやフレグランス等を取り扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
アバクロンビー&フィッチ<ANF> 146.00(-8.50 -5.50%)
アパレル販売のアバクロンビー&フィッチ<ANF>が下落。取引開始前に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、売上高、1株利益も予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の売上高見通しを上方修正している。
ただ、株価は冴えない反応。同社名を冠したアバクロンビー&フィッチ(A&F)の売上が前期比で減速し、同ブランドの既存店売上高が予想を若干下回っていたことが嫌気されている模様。第4四半期の営業利益率の見通しが予想を下回り、アナリストは「来年の営業利益率のコンセンサス予想は楽観的過ぎる」と述べた。
「A&Fブランドの既存店売上高の伸びは第2四半期の21%から11%へと著しく減速し、売上面でもやや疲労の兆候が見られる。下半期の粗利益の伸びも抑制されている」とも付け加えている。
なお、同社はボール氏を新CFOに任命した。
(8-10月・第3四半期)
・既存店売上高:16.0%増(予想:10.9%増)
アバクロンビー:11.0%増(予想:11.8%増)
ホリスター:21%増(予想:10.8%増)
・1株利益(調整後):2.50ドル(予想:2.37ドル)
・売上高:12.1億ドル(予想:11.8億ドル)
・粗利益率:65.1%(予想:65.0%)
・期末店舗数:770(予想:772)
(11-1月・第4四半期見通し)
・売上高:5~7%増
・営業利益率:約16.0%(予想:16.8%)
(通期見通し)
・売上高:14~15%増(従来:12~13%増)
・営業利益率:約15%(従来:14~15%)
【企業概要】
米国内及び世界で、自社の販売店・オンラインサイト・アウトレット店舗・フランチャイズ店舗等を通して、流行に敏感な世代向けにアパレル製品を販売する。紳士・婦人・子供服のほか、バッグ等のアクセサリーやフレグランス等を取り扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース