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【市況】日経VI:大幅に低下、株価大幅高だが市場心理は落ち着かず

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は25日、前日比-2.79(低下率11.80%)の20.85と大幅に低下した。なお、高値は24.24、安値は20.85。先週末の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行。日経225先物は上昇して始まり、取引開始後も堅調に推移し、安心感が強まった。一方、国内に目立った買い材料が見当たらない中で株価が大幅高となったことから目先高値警戒感も意識され、こうした状況から市場心理は落ち着かず、日経VIは先週末の水準を上回って推移する時間も長かった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《SK》

 提供:フィスコ

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