【業界】【楽天証券】Nasdaqとパートナーシップ契約締結　第1弾で米国株の板情報を完全無料化

　楽天証券は11月18日、Nasdaq, Inc.<NDAQ>とのパートナーシップ契約を締結したと発表した。両社は今後、多様なサービス開発や情報提供を共同で進めていくといい、第1弾として12月1日より、楽天証券の全顧客に「米国株オーダーブック（板情報）」を完全無料で提供する。

　「米国株オーダーブック（板情報）」は現在、有料（一般（ノンプロフェッショナル）：2200円（税込）/1カ月、プロフェッショナル：1万1000円（同）/1カ月）で提供している。

　無料化により、楽天証券の全顧客は板情報サービス「Nasdaq TotalView」を通じて、米国市場に上場する株式の気配値情報を常時無料でリアルタイムに取得できるようになるという。

　また、「MARKETSPEED II®」で提供している、色や濃淡で株価の上昇・下落を視覚的に確認できる「ヒートマップ機能」も、現在の15分遅れの株価情報を撤廃し、リアルタイムでの配信を全顧客に無料で提供する。

　今後、「MARKETSPEED II®」「iSPEEDR®」の機能拡充を行うなど、米国株投資初心者～中上級者まで、投資スタイルに合わせた使いやすさのトレーディングツール・アプリや、米国現地からのセミナーをはじめとする投資情報の提供など、さまざまなサービスを提供する予定。

■「米国株オーダーブック（板情報）」イメージ

（※画面は開発中のイメージのため、今後変更の可能性あり）

「MARKETSPEED II®」

（出典：楽天証券）

「iSPEED®」

（出典：楽天証券）

株探ニュース