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【材料】ワーナーが上昇 NBAと和解および提携拡大で合意=米国株個別

(NY時間10:09)(日本時間00:09)
ワーナーブラザース・ディスカバリー<WBD> 9.60(+0.38 +4.12%)

 ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)<WBD>が上昇。同社と全米バスケットボール協会(NBA)が提携拡大で合意したと発表した。今回の契約には、米国以外の複数の地域における試合のライブ配信に関する権利がすべて含まれているという。また、双方はNBAの最近のメディア契約に関するすべての紛争を解決したとも発表している。

 WBDは引き続き「Inside the NBA」を制作し、リーグの放送のためにディズニ<DIS>のESPNに番組をライセンス供与する予定。

 WBDは7月に競合他社の入札額に合わせることを認める契約条項を活用する意向であると発表。それに対してNBAはWBDの提案はアマゾン<AMZN>の提示条件に合致するものではないと発表した。同日、リーグはアマゾンとの契約を発表。数日後、ターナーとWBDは「NBAが第三者からのオファーに正当な理由なく合致することを拒否した」として、NBAを提訴していた。

 NBAは11年間の契約期間中に760億ドルの収入を得る見込みで、これは、前回の契約のほぼ3倍にあたる。アマゾンは年間約18億ドルを支払う。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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