【材料】アール・エス・シー---2Qは2ケタ増収・増益、大型イベントプロモーション運営業務などで新規受注が発生
RSC <日足> 「株探」多機能チャートより
アール・エス・シー<4664>は13日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比20.6%増の50.82億円、営業利益が同11.4%増の2.44億円、経常利益が同6.0%増の2.50億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同2.5%増の1.62億円となった。
前年度臨時業務受注が好調であったグループ会社の工事業務の反動、官公庁大型長期案件の契約満了等による売上高の減少に対し、新たな大型イベントプロモーション運営業務および警備・清掃・工事業務等における新規受注により、減少した売上高以上の業務を受注することが出来た。また、中期経営計画の目標達成に向けて、同社の事業の根幹となる成長投資として人的投資を実施し、収益力の向上、技術力の強化、職場環境の改善、経営基盤の強化のため各種取り組みを実施するとともに、事業を通じ継続的な雇用を創出し、地域社会の安全・安心なインフラの提供を行い持続的な社会への価値提供の実現を目指すことを念頭に、サステナビリティ経営を推進した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.1%増の89.14億円、営業利益が同0.7%減の2.82億円、経常利益が同4.3%減の2.87億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.5%減の1.97億円とする修正計画を11月12日に発表している。親会社株主に帰属する当期純利益の前期比減少幅が大きな理由は前期に特別利益として計上した投資有価証券売却益0.72億円の影響によるもの。
また、同日、2025年3月期の期末配当金について、9月17日の配当金増額の発表に加え、2.00円増額の17.00円とすることを発表した。これにより、2025年3月期の1株当たり配当金は、年間で24.00円(期初予想比9.00円増配、前期比4.00円増配)となる。
《ST》
提供:フィスコ