【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:テックファムは急騰、HENNGEがストップ高
ラバブルMG <日足> 「株探」多機能チャートより
<9254> ラバブルマーケ 1477 +7
反発。本日、企業のSNSマーケティングを支援する子会社であるコムニコが開発・提供するSNSキャンペーンツール「ATELU(アテル)」に、WEBインスタントウィンキャンペーンで当選・落選ページを複数作成できる機能の追加を発表したが、株価への反応は薄い。「ATELU」は、X(旧Twitter)、Instagram、TikTokでのキャンペーン実施に必要な作業を効率化するSaaS型ツールで、2018年5月のサービス開始以降、順調に受注数、キャンペーン実施件数を伸ばし続けている。
<7792> コラントッテ 1015 +32
続伸。8日の取引終了後に24年9月期の業績を発表し、好材料視されている。売上高が59.44億円(前期比10.0%増)、経常利益が14.95億円(同45.4%増)と売上高、利益とも過去最高を更新し、利益については7期連続で過去最高益を更新している。利益面について、円安の進行による原材料価格の上昇により厳しい環境下にもかかわらず、高付加価値商品の販売が堅調に推移していることに加え、イーコマース部門及びリテール部門が好調に推移するなど、利益率が向上している。
<4475> HENNGE 1536 +300
ストップ高。8日の取引終了後に25年9月期の業績予想を発表、売上高は104.41億円(前期比24.8%増)、経常利益は15.74億円(同57.4%増)と、大幅増収増益を見込む。あわせて、年間配当予想を前期比1円増の4円としたことを好感されている。HENNGEOne事業は、契約企業数とARPUの向上によってARR100億円以上を目指し、マーケティング及びブランディング活動は、日本の主要都市に加え海外でもイベントを開催する等、広告宣伝活動を積極的に実施するとしている。
<3625> テックファム 596 +62
急騰。25年6月期第1四半期の業績は、売上高が15.12億円(前年同四半期比28.4%増)、経常利益が1.65億円(同422.6%増)と経常利益が大幅に伸びた。ICTソリューション事業で、前年同四半期にみられた一部大型開発案件の売上減の影響が解消され、新たに複数の大型開発案件の受注が進み事業環境は良好、プロジェクト進捗モニタリングや品質チェック等、安定化に向けた取り組みの効果により目立った不採算案件もなく、社内エンジニアの稼働率向上と外注費の抑制により増収増益となったという。
<3842> ネクストジェン 940 +150
ストップ高。8日の取引終了後に25年3月期第2四半期の業績を発表し、好材料視されている。収益性の高い案件の貢献と外注費等のコストを削減したことにより、経常利益が前年中間期比398.8%増の1.05億円と大幅に伸びた。また、あわせて株主優待制度の新設も発表している。毎年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された株主様のうち、同社株式200株(2単元)以上を保有する株主を対象とし、QUOカード7,000円分を進呈する。
<4448> kubell 531 +80
大幅続伸、一時ストップ高。24年12月期第3四半期の業績は、売上高が61.84億円(前年同四半期比34.0%増)、経常利益が1.69億円(前年同四半期は6.74億円の経常損失)と経常黒字に転換した。「Chatwork」の普及とビジネスチャットのプラットフォームを活かした周辺サービスの拡大に投資をおこない、前期に実施した価格改定によるARPUの上昇、BPaaSの自社サービスとしてリリースした「Chatworkアシスタント」等の施策により事業は順調に拡大しているとしている。
《ST》
提供:フィスコ