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【市況】総じて売りが目立つ、素材など軟調=欧州株概況

総じて売りが目立つ、素材など軟調=欧州株概況

 きょうの欧州株式市場は総じて軟調。 終値は、FTSE100指数が前営業日比68.35ポイント安の8072.39ポイント、仏CAC40指数が前営業日比86.93ポイント安の7338.67ポイントとなっている。フランクフルト(独)市場は、DAX指数が前営業日比147.04ポイント安の1万9215.48ポイントとなっている。

 中国の景気支援策について、不十分との見方が広がり、リスク警戒の株安となった。トランプ共和党候補が米大統領選に勝利したことを受けた対米通商問題への警戒感も欧州株売りを誘った。

 独ダックスは不動産のボノヴィア、再生可能エネルギーのシーメンスエナジー、アパレルのザランドなどが好調も、5%以上下げた化学品のBASF、自動車のBMW、ダイムラートラック、メルセデス・ベンツグループ、銀行のドイツ銀行などの下げが重石。

 英FTは医薬品のアストラゼネカ、情報のレレックスなどがしっかりも、銀行、素材などが軟調、銀行大手HSBC、鉱山大手リオティント、グレンコア、石油メジャーのBP、シェルなどが下げた。

MINKABU PRESS

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