【市況】8日の日本国債市場概況:債券先物は143円57銭で終了
<円債市場>
長期国債先物2024年12月限
寄付143円73銭 高値143円78銭 安値143円57銭 引け143円57銭
売買高総計19012枚
2年 466回 0.500%
5年 173回 0.638%
10年 376回 1.001%
20年 190回 1.832%
債券先物12月限は、143円73銭で取引を開始。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ決定やパウエル議長の利下げ継続示唆を受けた金利低下にともない買いが先行し、143円78銭まで上げた。しかし、その後は、米大統領選を受けたドル高・円安展開のなか、日銀の追加利上げ観測の浮上による売りが優勢になったとみられ、143円57銭まで下げた。現物債の取引では、全年限が売られた。
<米国債概況>
2年債は4.19%、10年債は4.32%、30年債は4.52%近辺で推移。
債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は2.39%、英国債は4.46%、オーストラリア10年債は4.58%、NZ10年債は4.69%。(気配値)
[本日の主要政治・経済イベント]
<海外>
・22:30 カナダ・10月失業率(予想:6.6%、9月:6.5%)
・22:30 カナダ・10月雇用者数増減(予想:+2.72万人、9月:+4.67万人)
・24:00 米・11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:71.0、10月:70.5)
・01:00 ボウマン米FRB理事講演(銀行関連)
・04:30 ムサレム米セントルイス連銀総裁あいさつ(録画、同行開催イベント)
(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間)
《KK》
提供:フィスコ