【材料】ラルフローレンが決算受け大幅高 中国市場が好調=米国株個別
(NY時間13:25)(日本時間03:25)
ラルフローレン<RL> 220.95(+12.91 +6.21%)
ラルフローレン<RL>が大幅高。取引開始前に7-9月期決算(第2四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の売上高見通しを上方修正した。
欧州とアジアで売り上げが好調で、年末商戦も堅調な業績が期待できるという。第2四半期はアジアでの売上が大幅に増え、特に中国での売上高は10%台前半の伸びだったという。中国では個人消費が低迷し、ここ数四半期は他の高級アパレルやアクセサリーブランドは苦戦してきたが、同社は中国での好調な業績がけん引した。
同社の売上高はなお増加傾向にある。同社の売上高全体に占める中国市場の割合は約8%と、他の世界的ブランドの20%よりも低く、成長余地があることが一因。
同社は米国と欧州での堅調な売上増を基盤に、中国での事業拡大を継続する考え。経営陣はここ数年、中国でのブランド価値向上に成功し、一部製品の値上げや高価格帯商品の販売、値引き率の引き下げが可能となったため、収益性が改善している。
(7-9月・第2四半期)
・既存店売上高:10%増(予想:4.2%増)
北米:6%増(予想:2.4%増)
欧州:15%増(予想:3.8%増)
アジア:11%増
・1株利益(調整後):2.54ドル(予想:2.40ドル)
・売上高:17.3億ドル(予想:16.8億ドル)
北米:7.39億ドル(予想:7.18億ドル)
欧州:5.66億ドル(予想:5.45億ドル)
アジア:3.80億ドル(予想:3.71億ドル)
・粗利益率(調整後):67.1%(予想:66.2%)
・営業利益率(調整後):11.4%(予想:11.3%)
・直営総店舗数:570(予想:576)
・在庫:6%減
(10-12月・第3四半期見通し)
・売上高:3~4%増(予想:1.8%増)
・営業利益率:1.00~1.40%増
(25年度通期見通し)
・売上高:3~4%増(従来:2~3%増)(予想:2.92%増)
・粗利益率:+0.80~1.20%(従来:+0.50~1.00%)
・営業利益率:+1.10~1.30%増(従来:+1.00~1.20%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ラルフローレン<RL> 220.95(+12.91 +6.21%)
ラルフローレン<RL>が大幅高。取引開始前に7-9月期決算(第2四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の売上高見通しを上方修正した。
欧州とアジアで売り上げが好調で、年末商戦も堅調な業績が期待できるという。第2四半期はアジアでの売上が大幅に増え、特に中国での売上高は10%台前半の伸びだったという。中国では個人消費が低迷し、ここ数四半期は他の高級アパレルやアクセサリーブランドは苦戦してきたが、同社は中国での好調な業績がけん引した。
同社の売上高はなお増加傾向にある。同社の売上高全体に占める中国市場の割合は約8%と、他の世界的ブランドの20%よりも低く、成長余地があることが一因。
同社は米国と欧州での堅調な売上増を基盤に、中国での事業拡大を継続する考え。経営陣はここ数年、中国でのブランド価値向上に成功し、一部製品の値上げや高価格帯商品の販売、値引き率の引き下げが可能となったため、収益性が改善している。
(7-9月・第2四半期)
・既存店売上高:10%増(予想:4.2%増)
北米:6%増(予想:2.4%増)
欧州:15%増(予想:3.8%増)
アジア:11%増
・1株利益(調整後):2.54ドル(予想:2.40ドル)
・売上高:17.3億ドル(予想:16.8億ドル)
北米:7.39億ドル(予想:7.18億ドル)
欧州:5.66億ドル(予想:5.45億ドル)
アジア:3.80億ドル(予想:3.71億ドル)
・粗利益率(調整後):67.1%(予想:66.2%)
・営業利益率(調整後):11.4%(予想:11.3%)
・直営総店舗数:570(予想:576)
・在庫:6%減
(10-12月・第3四半期見通し)
・売上高:3~4%増(予想:1.8%増)
・営業利益率:1.00~1.40%増
(25年度通期見通し)
・売上高:3~4%増(従来:2~3%増)(予想:2.92%増)
・粗利益率:+0.80~1.20%(従来:+0.50~1.00%)
・営業利益率:+1.10~1.30%増(従来:+1.00~1.20%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース