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【市況】概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

【ブラジル】ボベスパ指数 130514.79 +1.87%
4日のブラジル株式市場は堅調推移。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1.87%(2394.04ポイント)高の130514.79で引けた。

ボべスパ指数の86の構成銘柄では80が上昇、5が下落、変わらずは1。米長期金利の低下や原油高を受けて大半の銘柄が上昇。コグナ・エデュ・カカオ(COGN3)は11%超の値上がり。

【ロシア】MOEX指数 休場
4日のロシア株式市場は祝日のため、休場。

【インド】SENSEX指数 78782.24 -1.18%
4日のインドSENSEX指数は軟調推移。前日比941.88ポイント安(-1.18%)の78782.24、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは同309.00ポイント安(-1.27%)の23995.35で取引終了。

30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、6が上昇、24が下落、変わらずは0。外部環境の悪化を警戒して多くの銘柄が値下がり。ADSEZの下落が目立った。一方、マヒンドラ・マヒンドラ(MM)は堅調推移。

【中国本土】上海総合指数 3310.21 +1.17%
4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比38.19ポイント高(+1.17%)の3310.21ポイントと反発した。

中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国で4-8日に開催される全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の第12回会議では、10兆人民元規模の財政政策が打ち出されるとの観測が強まっている。また、官民で公表された景況感指数の上振れも改めて材料視された。あす5日に投開票される米大統領選や(結果判明は早ければ7日)、対外関係の悪化などを懸念し朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は程なくプラスに転じ、引けにかけて上げ幅を広げている。

《AK》

 提供:フィスコ

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